創造への想い

出会い

線が交錯する表現の追求から、水引と出会う

水引の文化

起源は飛鳥時代 ▪︎和紙を細くこより、糊をつけ頑丈で張りがある美しい飾り紐

      物にこころを添える文化として、神事、慶弔に使われ今に至る

ご縁、繋がりを私たち日本人は、とても大切にしてきた

表現

2点のテンションが必要 

力に耐えうる強さ▪︎規則性▪︎ここちよいリズム このバランスがあり直線の美しさが際立つ

制作は、躯体に水引を繰り返し纏わせる

水引の線が折り重なる様子を探り、どこからどこへ繋ぐかで表情が変わり

線と線の間にうまれる余白=調和が「間の美学」を生む

(躯体:鉄のフレーム デザインし溶接して頂く / 水引:長野県飯田の水引 巻きの状態で頂く)

concept

テンションで成り立つ関係性は、人と同じ

2点の間には、距離感と力のバランスを要す 

尊重、理解、助け合い 

『人を想い合うこころ』と『程よい調和』

改めて丁寧な繋がりを育むことこそが、 相手を知り距離を縮め「争いを無くすきっかけ」になると信じている

この「こころとかたち」の現れは、水引から始まり、日本の良きものを繋げることが出来る

むすひ=ご縁・繋がりには結びつけ、 新しいものをやこころを生み出す力がある

温故知新

良いものを、形を変えコラボレーションという掛け算で、残し伝えていきたいと思っている